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名古屋モザイクタイルデザイナワード ファイナリスト選出
名古屋モザイクタイル 第9回デザインアワード の結果が冊子化されました。名古屋モザイクさんがわざわざ持ってきてくれました。
私たちが設計した「宇目古民家リノベーションプロジェクト」がファイナリストとして掲載をしていただきました。ありがとうございます。
空き家が問題視される中で、古民家に残った思い出を大切にして次へと繋げるプロジェクトでした。冊子に掲載されている素敵な建築作品の中で、少しだけ違うものだったかもしれません。
最近知ったことですが、19世紀のイギリスの美術評論家 ジョン・ラスキンが
「住宅が一代限りのものとしてつくられるような国には不吉な兆候が見られる」
と言っていたそうです。
その後の社会はその言葉とは逆に、大量に生産し大量に消費する、それこそが経済として正義となり、私たちはそれが当たり前として生きてきました。今の当たり前を疑い、価値観の本質を見なければいけないように思います。
これから生まれる建築は、未来を想像していかなければいけません。そして古い建物を大切に、そこにある記憶を大切に、次の時代に向き合いたいと思います。
お施主さんと共に挑んだプロジェクトに良い評価をいただき改めて嬉しい限りです。
名古屋モザイクタイルデザインアワード2024
https://www.nagoya-mosaic.co.jp/designaward/2024.html
ファイナリスト
https://www.nagoya-mosaic.co.jp/designaward/final2024.html